宝樹あり、瑠璃を本とし、水精を茎とし、珊瑚を枝とし、碼碯を条とし、 を葉とし、紫金を華とし、白銀を実とす。あるいは宝樹あり、水精を本とし、珊瑚を茎とし、碼碯を枝とし、 を条とし、紫金を葉とし、白銀を華とし、瑠璃を実とす。あるいは宝樹あり、珊瑚を本とし、碼碯を茎とし、 を枝とし、紫金を条とし、白銀を葉とし、瑠璃を華とし、水精を実とす。あるいは宝樹あり、碼碯を本とし、 を茎とし、紫金を枝とし、白銀を条とし、瑠璃を葉とし、水精を華とし、珊瑚を実とす。あるいは宝樹あり、 を本とし、紫金を茎とし、白銀を枝とし、瑠璃を条とし、水精を葉とし、珊瑚を華とし、碼碯を実とす。このもろもろの宝樹、行行相値い、茎茎相望み、枝枝相準い、葉葉相向かい、華華相順い、実実相当れり。栄色光耀、勝げて視るべからず。清風時に発りて、五つの音声を出だす。微妙にして宮商自然に相和す。