その第六の仏を名づけて勝力と曰う。彼に万四千の菩薩あり。みな当に往生すべし。その第七の仏を名づけて師子と曰う。彼に五百億の菩薩あり。みな当に往生すべし。その第八の仏を名づけて離垢光と曰う。彼に八十億の菩薩あり。みな当に往生すべし。その第九の仏を名づけて徳首と曰う。彼に六十億の菩薩あり。みな当に往生すべし。その第十の仏を名づけて妙徳山と曰う。彼に六十億の菩薩あり。みな当に往生すべし。その第十一の仏を名づけて人王と曰う。彼に十億の菩薩あり。みな当に往生すべし。その第十二の仏を名づけて無上華と曰う。彼に無数不可称計のもろもろの菩薩衆あり。みな不退転にして智慧勇猛なり。すでに曾て無量の諸仏を供養したてまつりて、七日の中においてすなわち能く百千億劫の大士の所修、堅固の法を摂取せん。これらの菩薩、みな当に往生すべし。その第十三の仏を名づけて無畏と曰う。彼に七百九十億の大菩薩衆、もろもろの小菩薩および比丘等の称計すべからざるあり。みな当に往生すべし」と。仏、弥勒に語りたまわく、「但しこの十四仏国の中のもろもろの菩薩等の当に往生